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  • いばらぎあつし

【議事録】健康寿命の延伸について VOL2 21年3月11日

では,最後の質問に入らせていただきます。
 こちらは12月の一般質問でも質問させていただいた内容でございます。先日の市長の施政方針において,健康寿命の延伸を目指し,高血圧予防の取組を強化すると述べられておりました。私も先般,健康寿命の延伸において質問させていただいた者として大変うれしく,心強く思っております。
 前回質問させていただいた線虫によるがん検診は,施政方針の高血圧とは違いますが,がんについても3大疾病に上げられるだけでなく,四国中央市のがん検診受診率の低さは課題として上がっており,市長の施政方針である高血圧予防の隣にこのがん検診もそっと寄り添わせていただければと考えております。
 ここで,しばらく時間をいただきまして,前回の質問の要旨を説明させていただければと思います。
 線虫がん検診というのは,がんの臭いに引き寄せられる線虫という生き物を使った検診でございまして,まずは6つの特徴がございます。
 まず1つは,簡単だということでございます。健康診断で検尿をすると思いますけれども,そのついでに検査が……。

○吉田善三郎議長 茨木淳志議員の質問の途中ですが,まもなく2時46分になります。
 東日本大震災で犠牲になられました多くの方々の御冥福を祈り,ここに謹んで黙祷を捧げたいと思います。

◎東澤博議会事務局長 御起立願います。
 黙祷。
        〔黙  祷〕

◎東澤博議会事務局長 黙祷を終わります。
 御着席ください。

○吉田善三郎議長 御協力ありがとうございました。
 それでは,引き続き一般質問を続行します。茨木淳志議員。

茨木淳志議員 御冥福をお祈りいたします。
 改めまして先ほどの続きを説明させていただきます。
 線虫がん検診は6つの特徴がございます。まずは簡単だということは先ほど申し上げました。さらに言えば,安いということでございます。例えば5つのがん検診を50歳以上の女性をモデルとして受診したと仮定しますと,自己負担が5,100円,補助が2万2,000円かかっております。こちらのがん検診は9,800円と手頃な値段になっております。
 精度の問題では,この人ががんの可能性があると確定するのに86.3%と高い確率となっております。
 また,早期発見が可能と。ステージ0や1の見つけにくいがんもこちらでは発見ができるとなっております。
 あと,苦痛,痛みがない。先ほど申し上げましたように,尿検査でついでにできますので,胃カメラをのむとか,そういった痛みは全くございません。
 あと,今は個別に検診を受けて,胃がんなら胃がん,大腸なら大腸,受けておりますけれども,こちらは1回の検診で15種類のがんの可能性を特定することができるといった効果がございます。
 ただ,デメリットももちろんございまして,スクリーニング検査,がんの可能性があるかもしれませんよと,それは何か分かりませんけどかもしれませんよといったレベルでしか分からないといったデメリットも実際ございます。
 12月の御答弁では,線虫がん検診の可能性は認めるが,現段階では信頼性の確認が十分であるとは言えないことや,国の方針等も示されていないことから,公費負担は難しいと考えております。今後の動向も注視しながら現行のがん検診の受診率向上に努めてまいりますとのことでございました。
 私もこの質問を終え,議会だよりをつくり,近所を中心に配り歩いてまいりましたが,そこでお話しさせていただいた市民の皆様の話は,やはり健康寿命には高い関心を持っておられて,この検診の反響も大きいところがございました。
 前回質問し,大西部長より丁寧な御答弁はいただきましたが,抜本的なシステムの改修には市長に決めていただく必要があるかなと反省した次第でもございます。
 新人の身でありながら市長を指名して御答弁いただくことは,大変失礼とは思いますが,市民の健康寿命延伸のため,深くおわびしつつ市長の御見解を改めてお聞かせいただければと,お願い申し上げます。

○吉田善三郎議長 篠原 実市長。

◎篠原実市長 線虫がん検診の前に,先ほどの農地の耕作放棄地について私からちょっと言うときます。
 氏名が分かれば,農地という限りどっかに所属しておりますから,そこの水利組合あるいは改良区の役員さんにまず相談して,連絡を取ってください。
 基本的にかつては農道,農水路というのは,国のものだったんです。法定外公共用財産といってね。現在はその管理は市に移管されておりますから,市もそこは1軒しかないからということで放棄はできない。それだけは申し上げておきます。
 線虫がん検診について,これは幾ら私でも私はお医者さんでありませんから,12月に担当部長から申し上げた答弁を繰り返すようになりますけど,ただ私から答弁を引き出したということの意味があるかもしれませんから,申し上げておきます。
 線虫がん検診を行っている事業所のホームページを見ると,採尿後,4時間以内に,または冷凍状態を維持した上で検体を東京,大阪,福岡等の限られた事業所へ持ち込む必要があるとされております。
 また,この検査はリスクチェックの範疇,カテゴリーであることから,当市といたしましては,引き続きがんの早期発見,早期治療につなげるため,当面は国が示す指針に基づき,現行のがん検診を実施し,受診率向上に努めてまいりたいと思っております。
 現在はそれしか言えません。こらえてください。よろしくお願いします。

○吉田善三郎議長 茨木淳志議員。

茨木淳志議員 苦しい立場の中,今日はありがとうございます。十分理解いたしました。
 ただ,状況は変わっておりまして,昨年12月の段階では,近隣窓口として大阪,福岡しかございませんでしたが,最近3月6日には広島でも受け入れられるように順次拡大しております。
 また,新型コロナウイルスのワクチンもマイナス70度以下で輸送されるなど,冷凍状態の運搬も可能な状況と思います。
 いろいろ問題もあり,やれるということは難しいとは思いますが,新しいことをやろうとすれば,やれない理由ばかり見えてきます。しかし,既存のシステムと併用すれば,住民の皆さんの健康寿命が延びるだけでなく,このまちへの満足度も高まってくるはずです。さらに言えば,将来の医療費や介護保険料の抑制につながるなど,しっかりと当市へのメリットもあるはずでございます。
 やれない理由を考えることなく,まずやれる方法を1個でも考えてみませんか。スタートしさえすれば新しい出会いやアイデアが生まれ,交渉の余地も発生するかもしれません。
 今の市政に求められるのは,これに限らず,いや無理ですと言ってしまって可能性に蓋をしてしまうこと,新しいことにチャレンジし続ける姿勢ではないでしょうか。
 今はワクチン接種の準備で大変忙しいと思いますので,終息後にはまた御検討いただければと思います。
 私は,この姿勢を求めて今日の質問は全て終了とさせていただきます。皆様御協力ありがとうございました。

○吉田善三郎議長 以上で茨木淳志議員の質問は終わりました。
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